寒いとiPadが充電されにくい理由
スマートフォンやタブレットをはじめ、あらゆるモバイル機器に搭載されているリチウムイオン電池は、外部温度と密接な関係があります。
一般的に約5℃ ~ 35℃の環境では問題なく充電ができますが、約5℃を下回る寒い環境下は電池に好ましくない影響を及ぼします。
理由 その1:電池容量の減少
電池容量が減少すると、電池の連続使用可能時間が短くなります。
電池は、その使い始めには起電力としてやや高めの電圧を出力し、放電を行うにつれて電圧は徐々に降下します。やがてある電圧を境にその低下の度合いが急激なものとなり、電池を電源として動作していた機器は停止に至ります。リチウムイオン電池は、放電終止電圧を2.5Vとすることが多いです。また、外部温度によって次のような放電曲線に差が生じます。
理由 その2:内部抵抗の上昇
内部抵抗が上昇すると、取り出し可能な電池電圧が低下します。抵抗とは、内部で化学反応が起こる際、その反応が遅いことを意味します。人間に例えると、寒い環境では、寝起きの際、抵抗してベットから出たくない状況と似ています。
科学的には、アレニウスの式で表現されます。
反応の速度定数 k は、次の値によって変化します。
A :温度に無関係な定数(頻度因子)
Ea :活性化エネルギー(1molあたり)
R :気体定数
T:絶対温度
T(絶対温度)に着目すると、この値が小さくなるとexp内の負の絶対値が大きくなるため、反応速度定数kも小さくなります。
よって、反応が遅くなります。つまり、抵抗が上昇します。
その他の理由として、粘度なども関係すると言われています。温度が高いと粘度が低く、温度が低いと粘度が高い性質があります。
よって、温度が低いほど粘度が上がります。つまり、移動度が下がり、抵抗上昇につながります。
結論として、寒冷地でiPadを使う際には、なるべく部屋をカリフォルニアのようにあったかくして、充電/使用したほうが良さそうです。
きっとAppleの本社が、ロシアやアラスカだったら、-30℃ぐらいでも使用可能なリチウムイオン電池を搭載してくれたかもしれません。
二瀬(ふたせ)キャンプ場
今年は台風が頻繁に来るので、なかなか家族でキャンプに行くことができませんでした。しかし、台風がそれて思いの外影響がなかったので、キャンプ場の空き状況を確認してみました。案の定、連休中のため人気スポットは既に予約でいっぱいでした。いくつかのキャンプ場に電話をして、たまたま空いているかもしれないフリーサイトのキャンプ場が二瀬(ふたせ)キャンプ場でした。こちらは犬連れもOKです。
googleで検索すると微妙なトイレの建屋の写真が表示されますが、実際は綺麗な洋式の水洗トイレでした。
サイトは、2つのエリアに分かれます。川沿いと山の中腹です。台風の影響で増水していて流れも早かったので、小さなこどもと行く場合、近付きすぎないように注意が必要です。
料金は、人数に関係なくテントやタープ1つにつき1000円とかなり安いです。
我が家の場合、テントとタープの両方で2000円でした。
ひとの良さそうな管理人さんが翌朝集金に来るシステムのようです。
ちなみに近くに、スーパーやコンビニもないので、事前に薪など持っていった方がいいです。また、ゆったりとテントやタープを張れるスペースがあります。
サイトのスペースは広いですが、辿り着くまでの道が細く、対向車とすれ違うことができない箇所も多いかと感じました。その分、自然に囲まれた穴場という印象です。
スタッドレスタイヤ(iceGUARD SUV G075)に交換
雪に備えて一足早く、スタッドレスタイヤに交換しました。
横浜ゴム iceGUARD SUV G075という以前のGEOLANDARより氷上性が大幅に
アップしたタイヤを選びました。まだ雪は積もっていないので、正直性能を体感できませんでしたが、確実に静かになったことは言えます。メーカーのサイトを見ると、パターンノイズの改善により、騒音エネルギー28%低減しているようです。
タイヤの交換も無事終わり、次に厄介な問題はノーマルタイヤの保管場所です。
理想は雨風が凌げる風通しのいい日陰ですが、そんな好都合な保管場所が都市の家にはありません。田舎の家には、2つ大きな物置があるので、そっちに持っていこうと思いましたが、タイヤ4本は思いのほかかさばります。とりあえず、自宅の部屋の片隅にビニール袋で包んで置いておきました。
自宅の裏庭にスペースはあるので、物置の購入も検討したいです。個人的には、デザインがあまり好きではないので、今まで購入はしたことがありませんでした。