Form 8-KやDEFA14Aとは?

Form 10-Kは、米国証券取引委員会(SEC)が公式に作成を義務付けている年次報告書です。ただし前提として英語、経営、会計の知識が必要なので、敬遠する人も多いでしょう。

今回は、Form 10-Kではなく、臨時報告書のForm 8-Kについて簡単に説明したいと思います。

Form 8-Kは、米国における株式公開企業がSECへの提出が義務付けられている財務状況や株価に影響を与える可能性のある重要事項に関する報告書式です。
具体的には、会社支配権の変更、買収、処分、監査人の変更、取締役の退任、破産などの特別な事象について、4営業日以内の提出と、報告内容の迅速な対外発表が求められています。

全般的指示は、https://www.sec.gov/about/forms/form8-k.pdf で公開されています。

投資家は、投資された企業が作成した8-K申告書を常に読むべきです。
内容については、企業のIRページやhttps://www.sec.gov/ から閲覧可能です。

f:id:shinji629:20181031151548p:plain

 また、Form DEFA14Aは、今後開催される必要株主投票に関連する追加資料を提供したい場合に、証券取引委員会(SEC)に提出する必要がある書式です。

このフォームは、株式保有者が株主総会で十分な情報を得て、代理人に代わって投票することを許可するための十分な情報を株式保有者に提供するものでなければなりません。

上記SECのページで会社名を検索すると過去にファイルされた文書を誰でも確認することができます。